リモートディスクの追加
- [ストレージ&スナップショット] > [ストレージ] > [リモートディスク]に進みます。
- [仮想ディスクの追加]をクリックします。
- リモートサーバーの IP アドレスまたはホスト名を指定します。
- オプション: リモートサーバーの iSCSI ポートを指定します。
- [リモートディスクの取得]をクリックします。
QTS がリモートサーバーに接続し、利用可能な全 iSCSI ターゲットを一覧表示します。
- iSCSI ターゲットを選択してください。
- オプション: CHAP のユーザー名とパスワードを指定してください。
リモートサーバーで CHAP 認証が有効になっている場合にはこれが必要です。
- オプション: CRC チェックサムを有効にします。
イニシエーターとターゲットは、iSCSI プロトコルデータユニット (PDU) を用いた TCP 接続で通信します。送信デバイスは各 PDU と一緒にチェックサムを送信できます。受信デバイスはこのチェックサムを使用して PDU の整合性を検証するため、信頼性の高いネットワーク環境に有益です。チェックサムタイプには、いずれかを有効にできる 2 つがあります。
チェックサムタイプ
説明
データダイジェスト
チェックサムは PDU のデータ部を検証するために使用できます。
ヘッダーダイジェスト
チェックサムは PDU のヘッダー部を検証するために使用できます。
- [次へ]をクリックします。
- オプション: ディスク名を指定します。
名前は次のグループの中から 1~50 文字を含む必要があります。
英文字:a~z、A~Z
数字:0~9
特殊文字:スペース ( )、ハイフン (-)、アンダースコア (_)、ピリオド (.)
次の文字は使用できません。
最後のスペース
「_sn_」で始まる名前
- LUN を選択します。
- オプション: ディスクをフォーマットします。
次のオプションのいずれかを選択します。
ファイルシステム
対応しているオペレーティングシステムとデバイス
ext4
Linux、NASデバイス
ext3
Linux、NASデバイス
FAT32
Windows、macOS、NASデバイス、大半のカメラ、携帯電話、ビデオゲームコンソール、タブレット
重要:最大ファイルサイズは 4 GB です。
NTFS
Windows
HFS+
macOS
警告:LUN 上のデータがすべて削除されます。
- 同期I/Oを設定します。
リモートサーバーがZFSを使用している場合、データの整合性や性能を向上させるためにLUNに対しZFSインスタントログI/Oモードを選択します。
モード
説明
同期
すべての I/O トランザクションは同期として扱われ、常に不揮発性ストレージ (SSD や HDD など) に書き込み、フラッシュされます。このオプションではデータの一貫性が最良になりますが、性能に若干の影響がでます。
非同期
すべての I/O トランザクションは非同期として扱われます。このオプションは性能が最高になりますが、停電時にデータ損失のリスクが高くなります。このオプション使用時には必ず UPS (無停電電源装置) を設置してください。
- [次へ]をクリックします。
- [完了]をクリックします。
QTS がリモートディスクを追加し、それを[コントロールパネル] > [権限設定] > [共有フォルダー]で共有します。デフォルトでは、管理者アカウントだけがアクセス権をもちます。