SSD オーバー プロビジョニング
SSD がフルになっている場合、ディスクのファームウェアがガーベジコレクションと呼ばれる処理で空きスペースを増やそうとします。ガーベジコレクションはライトアンプリフィケーションと呼ばれる現象を引き起こし、その結果SSDの寿命が短くなりランダム書き込み性能が低下します。ライトアンプリフィケーションはオーバー プロビジョニングで減らすことができ、ガーベジコレクションのためにディスクに領域を確保します。大半の SSD は、それ自身の容量の 7% かそれ以上をオーバー プロビジョニング用に確保して製造されています。
SSDエクストラオーバープロビジョニング
SSDエクストラオーバープロビジョニングにより、QTS内にSSD RAIDグループを作成する際にそのRAIDレベルでオーバープロビジョニング用の追加領域を確保できるようになります。追加領域を確保することで、一定のランダム書き込み性能とSSDグループの寿命を向上できます。
重要:
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SSDエクストラオーバープロビジョニング用に確保された領域は、データ保存には使用できません。SSD RAIDグループの総ストレージ容量は、指定量だけ減少します。
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SSDエクストラオーバープロビジョニングは、RAIDグループ作成の間のみ有効にできます。
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SSDエクストラオーバープロビジョニングを使用してRAIDグループを作成した後でも、この機能を無効にしたり、確保領域の量を減らすことが可能です。確保領域の量を増やすことはできません。
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結果はSSDのモデルによって変わります。SSDエクストラオーバープロビジョニングを有効にしても効果が出ないSSDがあります。