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QNAP

QTS 5.0.x

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クラウドインストールサイトを利用したQTSの初期化

QTSデバイスのセットアップを支援するクラウドインストールサイトで、QNAPの初期化を行うことができます。

警告:

QTSを初期化すると、そのドライブ上のデータはすべて削除されます。先へ進む前にご自分のデータをバックアップしてください。

  1. NAS の電源をオンにします。
  2. インターネットにNASを接続します。
  3. 次のいずれかの方法でQNAPクラウドインストールサイトに移動します。
    • お使いのコンピューターで、お住まいの地域の専用サイトにアクセスします。
    • または、モバイルデバイスでNASのQRコードを読み取ってください。

    Webページにはローカルネットワーク上の初期化されていないQNAP NASがすべて列挙されています。

  4. この一覧からご自分のNASを見つけ、[初期化]をクリックします。
    ヒント:

    NASがインターネットに接続されている場合、NASに印刷されたクラウドキーを入力するためにhttps://install.qnap.com/setに移動することも可能です。これにより、NASとコンピューターが同じネットワーク上にない場合でも、NASを初期化することができます。

    既定のWebブラウザーにインストレーションウィザードが開きます

  5. アカウントを作成するか、myQNAPcloudにサインインします。
    注:

    アカウント作成後はこのページに戻ってインストレーションを完了する必要があります。

  6. NAS に対する myQNAPcloud デバイスを指定します。
    注:
    • myQNAPcloud デバイス名は NAS にリモートアクセスする際に使用します。

    • セキュリティ上の理由から、初期化後は、myQNAPcloud Linkリモート接続サービスはNAS上で無効化されます。LANからQTSに接続してmyQNAPcloud Linkをインストールすることで有効化できます。

  7. [次へ]をクリックします。

    既定のWebブラウザーで[QNAP保証サービス]ページが開きます。

  8. [保証の確認]をクリックします。

    新しいWebページに[QNAP保証サービス]ウィンドウが開きます。

    重要:

    QNAP保証サービスにて、お使いのデバイスの保証規定を確認したり、延長保証プランを購入したりすることができます。

  9. 保証ページを閉じます。

    既定のWebブラウザーに[スマートインストールガイド]が開きます。

  10. 画面に別のOSが表示されている場合は、[QTS]をクリックします。
    注:
    • このステップは、NASが複数のオペレーティングシステムのインストールをサポートしており、インストール用のデフォルトのオペレーティングシステムがQTSでない場合にのみ必要です。

    • 画面にQuTS heroと表示されている場合、最初に[スキップ]をクリックする必要がある場合があります。

    NASが再起動し、スマートインストール画面にはインストールするオペレーティングシステムとしてQTSが表示されます。

  11. [スマートインストールの開始]をクリックします。
  12. ファームウェアは次のいずれかの方法でインストールできます。

    方法

    ユーザー操作

    現在のバージョン

    [現在のバージョン]を選択します。

    最新の入手可能バージョン

    1. [最新の入手可能バージョン]を選択します。

    2. [更新の確認]をクリックします

      お使いの端末で利用可能な最新のファームウェアアップデートがあるかどうかを確認します。新しいバージョンが利用可能な場合、システムはファームウェアの更新をダウンロードし、NASを再起動します。

    アップロードしたバージョン

    1. [アップロードしたバージョン]を選択します。

    2. [参照]をクリックします。

      [ファイルアップロード]ウィンドウが開きます。

    3. ファームウェアのファイルを選択します。

  13. [次へ]をクリックします。

    [NASの名前と管理者パスワードを入力]画面が表示されます。

  14. 次の情報を指定してください。
    • NAS名:1~14文字で名前を入力します。名前には、英文字(A~Z、a~z)、数字(0~9)、ハイフン(-)を使用できますが、ハイフンは最後には使えません。

    • ユーザー名:1~32文字の管理者ユーザー名を指定します。この名前には、英文字(A~Z、a~z)、数字(0~9)、ハイフン(-)、マルチバイトの中国語、日本語、韓国語、ロシア語が使えます。

      ユーザー名は、以下の特殊文字で始めることはできません。抑音アクセント(`)、アステリスク(*)、等号(=)、プラス(+)、角括弧([])、大括弧({})スラッシュ(\)、垂直バー(|)、セミコロン(;)、コロン(:)、アポストロフィー(')、引用符(")、コンマ(,)、小なり記号(<)、大なり記号(>)、バックスラッシュ(/)、疑問符(?)、パーセント(%)、ドルサイン($)、スペース文字。

      重要:

      ブルートフォース攻撃からNASを守るためにも、QTSインストールの際に管理者アカウントを無効化して、デフォルトの「admin」アカウントを無効化します。

    • パスワード:管理者パスワードを1~64文字で入力します。パスワードには、任意の ASCII 文字を使用できます。

    • パスワードの確認入力:新しい管理者パスワードをもう一度入力してください。

  15. [次へ]をクリックします。

    [日付と時刻の設定]画面が表示されます。

  16. タイムゾーン、日付、時刻を以下のいずれかの方法で指定します。
    ヒント:

    QNAPではNASが協定世界時(UTC)標準に従うように、NTPサーバーに接続することをお勧めします。

    方法

    ユーザー操作

    コンピューターやモバイル端末の時刻と同期する

    [コンピューター/デバイスの時刻と同じ]を選択します。

    NASは、初期化を完了するために使用されたコンピューターまたはモバイルデバイスの日付と時刻に同期します。

    手動で入力

    1. [手動入力]を選択します。

    2. 日付と時刻を指定します。

      NASは指定された日付と時刻を使用します。

    タイムサーバーと自動的に同期します

    [インターネットタイムサーバーと自動的に同期する]をクリックします。

    NASはNTPサーバーに同期します。

  17. [次へ]をクリックします。

    [ネットワーク設定の構成]画面が表示されます。

  18. 以下のいずれかの方法で、ネットワーク設定を行います。

    方法

    ユーザー操作

    IP アドレスを自動的に取得する(DHCP)

    [IP アドレスを自動的に取得する(DHCP)]を選択します。

    システムは自動的に、IPアドレス設定を検出して設定します。

    静的 IP アドレスを使用する

    1. [静的 IP アドレスを使用する]を選択します。

      IPアドレス設定ページが表示されます。

    2. 以下のIPアドレス設定を指定します。
      • インターフェイス

      • IP アドレス

      • サブネットマスク

      • デフォルトゲートウェイ

      • プライマリDNSサーバー

      • セカンダリDNSサーバー

  19. [次へ]をクリックします。

    [Thunderbolt接続]ページが表示されます。

    注:

    デバイスがThunderboltに対応している場合は、このページが表示されます。Thunderboltケーブルを使用してコンピューターにデバイスを接続する必要があります。

  20. [次へ]をクリックします。

    [要約]画面が表示されます。

  21. 設定を確認します。
  22. [適用]をクリックします。

    確認のメッセージが表示されます。

    警告:

    QTSをインストールする前に、[初期化]をクリックすると、ドライブ上のデータがすべて削除されます。

  23. [初期化]をクリックします。
    重要:

    初期化が完了するまでに数分かかる場合があります。途中で電源を切らないでください。

QTSが初期化されました。