静的ルートを設定する
IPv4とIPv6の静的ルートは、ネットワークと仮想スイッチの[ルート]セクションで作成と管理ができます。通常の状況下では、インターネットアクセスの設定が行われた後に QTS は自動的に経路情報を取得します。静的ルートは通常は不要ですが、ネットワーク内に複数 IP サブネットがあるような特殊な状況では必要になります。
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[コントロールパネル] > [ネットワークとファイルサービス] > [ネットワークと仮想スイッチ]に移動します。
ネットワークと仮想スイッチウィンドウが開きます。
- [ネットワーク] > [経路]に進みます。
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IP静的ルートを追加する方法を選択します。
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IPv4静的ルート
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IPv6静的ルート
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IPv4静的ルートを設定します。
- メインルーティングテーブルの横で、ドロップダウンメニューからIPv4を選択します。
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[追加]をクリックします。
静的ルート (IPv4)ウィンドウが開きます。
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IPアドレス設定を行います。
設定
説明
接続先
接続がルーティングされる場所の静的IP アドレスを指定します。
ネットマスク
接続先のネットマスクの IP アドレスを指定します。
ゲートウェイ
接続先のゲートウェイの IP アドレスを指定します。
メトリック
経路が通過するノードの数を指定します。
注:メトリックは、ルーターが接続先ネットワークへの最適経路を決定する際に使われるコスト値です。
インターフェイス
接続を通過させたいインターフェイスを選択します。
- [適用]をクリックします。
ネットワークと仮想スイッチがIPv4静的ルートを追加します。
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IPv6静的ルートを設定します。
- メインルーティングテーブルの横で、ドロップダウンメニューからIPv6を選択します。
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[追加]をクリックします。
静的ルート (IPv6)ウィンドウが開きます。
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IPアドレス設定を行います。
設定
説明
接続先
接続がルーティングされる場所のスタティック IPv6 アドレスを指定します。
プレフィクス長
IPv6の静的ルートに対する相手先プレフィクス長を選択します。
ネクストホップ
IPv6フォーマットでネクストホップのIPアドレスを指定します。
ヒント:IIPv6ネクストホップフォーマット: 2001:db8::1
メトリック
経路が通過するノードの数を指定します。
注:メトリックは、ルーターが接続先ネットワークへの最適経路を決定する際に使われるコスト値です。
インターフェイス
接続を通過させたいインターフェイスを選択します。
- [適用]をクリックします。
ネットワークと仮想スイッチがIPv6静的ルートを追加します。