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QNAP

QTS 5.0.x

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静的ルートを設定する

IPv4とIPv6の静的ルートは、ネットワークと仮想スイッチの[ルート]セクションで作成と管理ができます。通常の状況下では、インターネットアクセスの設定が行われた後に QTS は自動的に経路情報を取得します。静的ルートは通常は不要ですが、ネットワーク内に複数 IP サブネットがあるような特殊な状況では必要になります。

  1. [コントロールパネル] > [ネットワークとファイルサービス] > [ネットワークと仮想スイッチ]に移動します。

    ネットワークと仮想スイッチウィンドウが開きます。

  2. [ネットワーク] > [経路]に進みます。
  3. IP静的ルートを追加する方法を選択します。
    • IPv4静的ルート

    • IPv6静的ルート

  4. IPv4静的ルートを設定します。
    1. メインルーティングテーブルの横で、ドロップダウンメニューからIPv4を選択します。
    2. [追加]をクリックします。

      静的ルート (IPv4)ウィンドウが開きます。

    3. IPアドレス設定を行います。

      設定

      説明

      接続先

      接続がルーティングされる場所の静的IP アドレスを指定します。

      ネットマスク

      接続先のネットマスクの IP アドレスを指定します。

      ゲートウェイ

      接続先のゲートウェイの IP アドレスを指定します。

      メトリック

      経路が通過するノードの数を指定します。

      注:

      メトリックは、ルーターが接続先ネットワークへの最適経路を決定する際に使われるコスト値です。

      インターフェイス

      接続を通過させたいインターフェイスを選択します。

    4. [適用]をクリックします。

    ネットワークと仮想スイッチがIPv4静的ルートを追加します。

  5. IPv6静的ルートを設定します。
    1. メインルーティングテーブルの横で、ドロップダウンメニューからIPv6を選択します。
    2. [追加]をクリックします。

      静的ルート (IPv6)ウィンドウが開きます。

    3. IPアドレス設定を行います。

      設定

      説明

      接続先

      接続がルーティングされる場所のスタティック IPv6 アドレスを指定します。

      プレフィクス長

      IPv6の静的ルートに対する相手先プレフィクス長を選択します。

      ネクストホップ

      IPv6フォーマットでネクストホップのIPアドレスを指定します。

      ヒント:

      IIPv6ネクストホップフォーマット: 2001:db8::1

      メトリック

      経路が通過するノードの数を指定します。

      注:

      メトリックは、ルーターが接続先ネットワークへの最適経路を決定する際に使われるコスト値です。

      インターフェイス

      接続を通過させたいインターフェイスを選択します。

    4. [適用]をクリックします。

    ネットワークと仮想スイッチがIPv6静的ルートを追加します。