このドキュメントが現在のソフトウェアバージョンに対応していない場合は、ダウンロードセンターで他の利用可能なドキュメントバージョンを検索することができます。

QNAP

QTS 5.0.x

ダウンロード (PDF)

詳細モードで仮想スイッチの作成

  1. [コントロールパネル] > [ネットワークとファイルサービス] > [ネットワークと仮想スイッチ]に移動します。

    [ネットワークと仮想スイッチ]ウィンドウが開きます。

  2. [ネットワーク] > [仮想スイッチ]に進みます。
  3. [追加]をクリックします。

    仮想スイッチの作成ウィンドウが開きます。

  4. [詳細モード]を選択します。
  5. 1 つあるいは複数のアダプターを選択します。
  6. オプション: [スパニングツリープロトコル有効化]を選択します。
    ヒント:

    この設定を有効にすると、ブリッジ ループを防止できます。

  7. [次へ]をクリックします。
  8. 仮想スイッチの IP アドレスを設定します。

    アドレスタイプ

    説明

    DHCP クライアント

    ダイナミック IP アドレスを仮想スイッチに割り当てます。

    静的 IP

    仮想スイッチにスタティック IP アドレスを割り当てます。

    ヒント:

    これらの設定に関する最良の方法を知るには、ご自身のネットワーク設定を調べてください。

    IP アドレスは割り当てない

    作成後は IP アドレスを仮想スイッチに割り当てません。

    ヒント:

    この設定は、外部ネットワークや分離ネットワークを構築する場合などの特殊な目的のために仮想スイッチを作成した時に使用します。

  9. [次へ]をクリックします。
  10. 仮想スイッチサービスを設定します。
    1. NAT サービスを有効にします。
      重要:
      • 仮想スイッチはスタティック IP アドレスで設定する必要があります。この IP アドレスは現在使用中のインターフェイスのサブネット内にあってはなりません。

      • 仮想スイッチの IP アドレスはサポートされない以下の予約域にあってはなりません。

        • 127.xxx.xxx.xxx

        • 169.254.xxx.xxx

        • 192.0.2.xxx

        • 198.51.100.xxx

        • 203.0.113.xxx

    2. オプション: DHCP サーバーを有効にします。
      重要:
      • 仮想スイッチはスタティック IP アドレスで設定する必要があります。この IP アドレスは現在使用中のインターフェイスのサブネット内にあってはなりません。

      • IP アドレスの競合を避けるため、ローカルネットワークで動作している別の DHCP サーバーがある場合は、DHCP サーバーを有効にしないでください。

      設定

      説明

      開始 IP アドレス

      DHCP クライアントに割り当てられている範囲内の開始 IPアドレスを指定します。

      終了 IP アドレス

      DHCP クライアントに割り当てられている範囲内の終了 IPアドレスを指定します。

      サブネットマスク

      IP アドレスを分割するサブネットマスクを指定します。

      リース期間

      IP アドレスが DHCP クライアントに割り当てられている時間を指定します。リース時間が切れるとその IP アドレスは他のクライアントに使用されます。

      デフォルトゲートウェイ

      DHCPサーバー用のデフォルトゲートウェイの IP アドレスを指定します。

      プライマリDNSサーバー

      DHCP サーバー用の DNS サーバーを指定します。

      セカンダリDNSサーバー

      DHCP サーバー用のセカンダリ DNS サーバーを指定します。

      重要:

      QNAP では URL ルックアップができるよう少なくとも 1 つの DNS サーバーを指定することをお勧めします。

      WINS サーバー

      WINS サーバー IP アドレスを指定します。

      ヒント:

      Windows インターネットネームサービス (WINS) は、コンピューター名 (NetBIOS 名) を IP アドレスに変換し、ネットワーク上の Windows コンピューターが容易に見つかり、相互に通信できるようにします。

      DNS サフィックス

      DNS サフィックスを指定します。

      ヒント:

      DNS サフィックスは、非修飾または不完全なホスト名の解決に使用されます。

      TFTP サーバー

      TFTP サーバーのパブリック IP アドレスを指定します。

      ヒント:

      QTS はデバイスの起動として PXE ブートとリモートブートをサポートします

      起動ファイル

      TFTP サーバー起動ファイルの場所とファイル名を指定します。

      ヒント:

      QTS はデバイスの起動として PXE ブートとリモートブートをサポートします

  11. [次へ]をクリックします。
  12. 仮想スイッチの IPv6 アドレスを設定します。

    設定

    説明

    無効

    IPv6 アドレスは割り当てないでください。

    Ipv6 自動設定 (ステートフル)

    アダプターは DHCPv6 が有効になっているサーバーから IPv6 アドレスと DNS 設定を自動的に取得します。

    重要:

    このオプションには、ネットワーク上で利用可能な DHCPv6 が有効になっているサーバーが必要です。

    IPv6 自動設定 (ステートレス)

    アダプターは ルーターから IPv6 アドレスと DNS 設定を自動的に取得します。

    重要:

    このオプションには、ネットワーク上で利用可能な IPv6 RA(router advertisement) が有効になっているルーターが必要です。

    スタティック IP アドレスの使用

    スタティック IP アドレスを手動で割り当て次の情報を指定する必要があります。

    • 固定IPアドレス

    • プレフィクス長

      ヒント:

      プレフィックス長情報はネットワーク管理者から入手してください。

    • デフォルトゲートウェイ

  13. [次へ]をクリックします。
  14. DNS 設定を行います。

    設定

    説明

    DNS サーバーアドレスを自動的に取得する

    DHCP を用いて DNS サーバーアドレスを自動的に取得します。

    次の DNS サーバーアドレスを使用する

    プライマリおよびセカンダリ DNS サーバーの IP アドレスを手動で割り当てます。

    重要:

    QNAP では URL ルックアップができるよう少なくとも 1 つの DNS サーバーを指定することをお勧めします。

  15. [次へ]をクリックします。
  16. 仮想スイッチ設定を確認します。
  17. [適用]をクリックします。