ブロックベース LUN の作成
- 次のいずれかの画面に進みます。
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[iSCSI & ファイバーチャネル] > [iSCSI ストレージ]
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[iSCSI & ファイバーチャネル] > [ファイバーチャネル] > [FC ストレージ]
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- [作成]をクリックした後、[新しいブロックベース LUN]を選択します。
ブロックベース LUN 作成ウィザードが開きます。
- この LUN が作成されるストレージプールを選択します。
- LUN 配分方法を選択します。
割り当て
説明
シックインスタント割り当て
QTS は、LUN 作成時にプール領域を割り当てます。この領域は後で利用可能なことが保証されます。
シンプロビジョニング
QTS は、データが LUN に書かれる時など必要な場合のみストレージプール領域を割り当てます。これにより領域の利用は効率化されますが、領域が利用可能である保証はありません。
- [次へ]をクリックします。
- 次の LUN 設定をします。
設定
説明
LUN 名
長さ:1 ~ 32 文字
有効な文字:0-9、a-z、A-Z、アンダースコア (_)
LUN 容量
LUN の最大容量を指定します。最大容量は LUN の割り当て方法によって変わります。
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シックプロビジョニング:親ストレージプールの空き領域量と同じです。
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シンプロビジョニング:250 TB
ヒント:残りの空き容量をすべてその LUN に割り当てるには、[最大]を選択します。
- オプション: 次の高度な設定のいずれかを行います。
設定
説明
セクタサイズ
セクタサイズを 4 KB に変更すると、特定のアプリケーションやディスクタイプにおいて LUN 性能が上がります。
重要:VMware は現在、4 KB セクタサイズをサポートしていません。
アラートしきい値
QTS は、ボリュームの使用済 LUN 領域の割合が指定のしきい値以上になった時に警告通知を発します。
SSD キャッシュでパフォーマンスを強化
LUN のアクセス性能を上げるために、SSD キャッシュが使用されます。
重要:SSD キャッシュが有効な場合のみ、この設定を利用することができます。
データの安全性のために揮発性書き込みキャッシュをレポートする
有効になると、QTS は、NAS 上で揮発性書き込みキャッシュが使用されているこの LUN に接続されている iSCSI イニシエーターに通知します。その結果、イニシエーターは QTS に対して頻繁にキャッシュ済 LUN データをフラッシュするよう告げ、データの安全性を上げますが、LUN 性能は下がります。
FUAビットのサポート
有効になると、iSCSI イニシエーターは QTS に対し、読み書きキャッシュ全体ではなく重要なキャッシュ済データをディスクにフラッシュするように告げます。
重要:iSCSI イニシエーターと LUN を使用するアプリケーションの両方がこの機能をサポートしていなければなりません。
- [次へ]をクリックします。
- オプション: [現時点ではターゲットにマッピングしない]の選択を外します。
選択が外されると、QTS が LUN の作成を終えた後にLUN マッピングの編集ウィザードが現れます。
- [終了]をクリックします。
- オプション: LUN を iSCSI ターゲットまたはファイバーチャネルポートグループにマップします。
詳細は、以下のトピックをご覧ください。