ディスクを RAID グループを追加することでストレージプールを拡張する

ストレージプールの合計ストレージ容量は、1 つまたは複数の追加ディスクを RAID グループに加えることで拡張することができます。この操作はプールがオンラインでユーザーがアクセスできる間に実施します。

重要:

ディスクを RAID 1 グループに追加すると、グループの RAID タイプが RAID 5 に変わります。
RAID 50 または RAID 60 グループを拡張するには、どのサブグループも同じ台数のディスクで拡張しなければなりません。

以下の事項を確認します。
- 拡張しようとするストレージプールには少なくとも 1 つの次のタイプの RAID グループを含めます：RAID 1、RAID 5、RAID 6、RAID 50、RAID 60。
- NAS に 1 つ以上の空きディスク含まれている。空きディスクのそれぞれは RAID グループ内の他のディスクと同じタイプ (HDD または SSD) でなければならず、グループ内でもっとも小さいディスクと同じかそれより大きい容量をもつ必要があります。
- 拡張しようとする RAID グループのステータスは［準備完了］です。
［ストレージ＆スナップショット］ > ［ストレージ］ > ［ストレージ/スナップショット］に進みます。
ストレージプールを選択します。
［管理］をクリックします。
ストレージプール管理ウィンドウが開きます。
［アクション］ > ［プールの拡張］を選択します。
ストレージプールの拡張ウィザードウィンドウが開きます。
［新しいディスクを既存の RAID グループに追加する］を選択します。
RAID グループを選択します。
グループは次のいずれかの種類でなければなりません。RAID 1、RAID 5、RAID 6、RAID 50、RAID 60。
［次へ］をクリックします。
1 つあるいは複数のディスクを選択します。

重要:
RAIDタイプとしてRAID 5、6、50、60のいずれかを選ぶ場合、16台を超えるディスクは選べません。

警告:
選択したディスクの全データが削除されます。
［次へ］をクリックします。
オプション: SSD オーバープロビジョニングを設定します。
オーバープロビジョニングは RAID グループ内の各ディスク上の SSD ストレージ領域の一定割合を確保し、書き込み性能を改善し、ディスクの寿命を延ばします。QTSが RAID グループを作成した後、オーバープロビジョニングに確保された領域の量を減らすことができます。

ヒント:
ご利用の SSD に対するオーバープロビジョニング量の最適値を決めるには、App Center から SSD プロファイリングツールをダウンロードして実行してください。
［次へ］をクリックします。
［拡張］をクリックします。
確認のメッセージが表示されます。
［OK］をクリックします。
オプション: RAID 50 または RAID 60 プールでは、この手順を各サブグループに順に適用します。

QTS が RAID グループのリビルドを開始します。RAID のリビルドが完了した後はプールのストレージ容量が増えます。

QTS 5.0.x

ディスクを RAID グループを追加することでストレージプールを拡張する