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QNAP

QTS 5.0.x

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ディスク/デバイスのグローバル設定

設定

説明

予測 S.M.A.R.T. をアクティベートします。移行

ディスクの正常性を定期的に監視するにはこの機能を有効にします。ディスクに S.M.A.R.T. エラーが検出された場合、QTS は警告を表示し、障害のあるディスクからスペアディスクにデータの移行を開始します。移行が終了すると、正常なディスクが障害のあるディスクにとって代わります。

このプロセスは、ディスク障害が起きてから RAID のフルリビルドを手動で始めるよりも安全です。

S.M.A.R.T. ディスク移行で SSD 推定寿命を使用する

SSDの予想残り寿命が5%を下回った場合には、データをSSDからスペアディスクに移行させ、RAIDグループを再構成するために、この機能を有効化します。

S.M.A.R.T. ポーリング時間

QTS がディスクの S.M.A.R.T. エラーをチェックする頻度を分単位で指定します。

ディスク温度のアラーム

ディスクの温度を監視するにはこの機能を有効にします。QTS はディスクの温度が指定しきい値以上になった場合に警告を表示します。ハードディスクドライブとソリッドステートドライブとに別々のしきい値を設定できます。

TLER/ERC タイマー

全ディスクの最大応答時間を秒単位で指定するには、この機能を有効にします。

ディスクが読み取りまたは書き込みエラーとなった場合、ディスクのファームウェアがそのエラーを訂正する試みを行っている間は無応答となります。QTS はこの無応答をディスク障害と認識します。この機能を有効にすると、QTS が障害があることを記録してから RAID グループのリビルドを開始する前に、読み取りまたは書き込みエラーから回復するのに十分な時間が与えられます。

ヒント:
  • この設定は通常、エラー回復制御 (ERC)期限付きエラー回復 (TLER) または Command completion time limit (CCTL) として知られています。

  • この機能を無効にすると、QTS はディスク製造メーカーが指定するデフォルトの TLER/ERC 設定を使用します。

ログイン時に拡張装置ファームウェアの更新を確認する

この機能を有効にすることで、NASに接続している拡張ユニットそれぞれに対し、より新しいファームウェアをオンラインで自動的に確認します。QTSがより新しいファームウェアを見つけた場合は、それをインストールするかどうかを尋ねます。

ディスク分析データをQNAPと共有する

この機能を有効にすることで、匿名化されたディスク分析データとNASシステム情報をQNAPに送信して将来の製品の改善に役立てます。QNAPはユーザーデータは収集しません。このプログラムはいつでもオプトアウトできます。

DA Drive Analyzerアプリがインストールされている場合、この設定を有効にするとQIDにリンクされているディスク分析データがQNAPに送信されます。

注:

この設定を無効にすると、DA Drive Analyzerアプリは動作を停止します。

SSD推定寿命警告

この機能を有効にすることで、SSDの推定寿命が指定のしきい値よりも短くなった場合に、そのディスクステータスを「警告」に変更できるようになります。