SSD オーバープロビジョニングテストの作成
SSD オーバープロビジョニングテストの間、SSDプロファイリングツールがまず SSD にランダムデータを書き込みます。次に何度かのテストフェイズで、それぞれが異なる量のオーバープロビジョニングを用いて、SSD のランダム書き込み性能をテストします。
たとえば、テストが0~20%のテスト範囲と5%のテスト間隔で作成され、SSDプロファイリングツールがSSD の書き込み性能を 5 つのフェイズでテストし、オーバープロビジョニングを 0%、5%、10%、15%、20% に設定します。このフェイズでディスクのランダム書き込み性能が非常に低い場合、SSDプロファイリングツールがこのフェイズを早めに終え、次のものに移ります。
- [SSD プロファイリングツール] > [レビュー]に進みます。
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[テストの作成]をクリックします。
SSDテストの作成ウィザードが開きます。
- [次へ]をクリックします。
- オプション: 拡張ユニット 1 つを[エンクロージャーユニット]リストから選びます。重要:
複数の拡張ユニットからディスクを選択することはできません。
- 1 つあるいは複数のディスクを選択します。
SSD を1台選ぶことで、同じモデルと容量の全 SSD に対するオーバープロビジョニングの最適量が決定できます。複数の SSD を選ぶことで、特定の組み合わせのディスクと RAID タイプに対するオーバープロビジョニングの最適量が決定できます。複数ディスクをテストすることでより正確な結果が得られますが、1台のディスクでテストするよりも大幅に長い時間を要します。
警告:選択したディスクの全データが削除されます。
- RAID タイプを選択します。
- [次へ]をクリックします。
- オプション:
テスト設定を行います。
設定
説明
テストのデータサイズ
SSDプロファイリングツールは、各テストフェイズ中に、指定された量のテストデータを SSD に書き込みます。テストデータサイズを減らすとテスト時間が短くなりますが、結果の正確さが下がります。
オーバープロビジョンのテスト範囲
テストするオーバープロビジョニングの最小量と最大量を指定します。
テスト間隔
テストするオーバープロビジョニングの増分を指定します。
一貫したパフォーマンスが低すぎる場合、早期にテスト段階を終了
SSDプロファイリングツールは、テスト段階でのランダム書き込みの速度がシステムで定義したしきい値よりも低い場合、5分後にこの段階を終了します。
ヒント:これを有効にすると、オーバープロビジョニングの指定量が特に際立ったメリットを生まない場合にテスト時間を無駄にするのを避けることができます。
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所要時間の推定値を評価します。
複数の SSD に対しては、24 時間以上かかる場合があります。
ヒント:推定のテスト時間が長すぎる場合は、テスト範囲、テスト間隔、テストデータサイズのいずれかを減らします。
- [次へ]をクリックします。
- テスト情報を確認します。
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[完了]をクリックします。
確認のメッセージが表示されます。
- [OK]をクリックします。
SSDプロファイリングツールがテストを作成し、実行を開始します。テストはQTS のバックグラウンドタスクとして表示されます。