VJBOD Cloud ボリュームの作成
- VJBOD Cloudアプリを開きます。
- [VJBOD Cloud ボリューム/LUN の作成]をクリックします。
VJBOD Cloud ボリューム/LUN の作成ウィンドウが開きます。
- [クラウドボリューム]をクリックします。
VJBOD Cloud ボリュームの作成画面が開きます。
- クラウドサービスを選択します。
- 選択したクラウドサービスを設定します。
選択したクラウドとストレージプロバイダーによっては、サードパーティインターフェイスを通じてログイン、認証、設定を行う必要があります。
詳細は、VJBOD Cloud サービスへの接続をご覧ください。
- オプション: [システムプロキシ設定を使用]を選択します。
有効になると、VJBOD Cloudは、[コントロールパネル] > [ネットワークとファイルサービス] > [ネットワークアクセス] > [プロキシ]で設定されるシステムプロキシサーバーを用いてクラウドストレージ領域に接続します。
- [検索]をクリックします。
- クラウド領域を選択します。
これはクラウドサービスプロバイダーによってバケット、コンテナ、アカウント名、またはそれ以外のいずれかになります。
注:クラウド領域の一覧を表示する権限がない場合は、クラウド領域の名称を入力する必要があります。
- オプション: [性能テスト]をクリックします。
QTSクラウド領域の読み書き速度をテストし、その結果を表示し、速度が低すぎる場合は警告を出します。
- [次へ]をクリックします。
- [新しいボリュームの作成]を選択します。
- オプション: そのボリュームにエイリアスを指定します。
エイリアスの要件:
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長さ: 1~64 文字
有効な文字:A~Z、a~z、0~9
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有効な文字:ハイフン (-)、アンダースコア (_)
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- ボリュームの容量を指定します。
クラウドストレージ領域の空き領域量によって最大容量が決まります。
重要:最小ボリューム容量は3 GBです。
容量を増加すると、クラウドストレージの費用が増加します。詳細はクラウドストレージプロバイダーにご確認ください。
- オプション: 次の高度な設定のいずれかを行います。
設定
説明
ユーザー操作
アラートしきい値
QTS は、ボリュームの使用済ボリューム領域の割合が指定のしきい値以上になった時に警告通知を発します。
値を指定します。
暗号化
QTSはボリューム上の全データを256ビットAESで暗号化します。
英数字および特殊文字の組み合わせで 8~32 文字の暗号化パスワードを指定します。スペースは使用できません。
[暗号化キーの保存]を選択し、暗号化キーのローカルコピーを NAS に保存します。これにより、QTS はNASの起動時に暗号化されたボリュームを自動的にアンロックし、マウントします。暗号化キーが保存されない場合、NASが再起動するたびに暗号化パスワードを指定しなければなりません。
警告:暗号化キーをNASに保存することは、不正な人物がそのNASに物理的にアクセスできた場合に不正なデータアクセスが行われてしまう結果となります。
暗号化パスワードを忘れてしまった場合、データには一切アクセスできなくなります。
ボリュームの共有フォルダーを作成
QTS はボリュームが準備完了であれば共有フォルダーを自動的に作成します。共有フォルダーを作成したユーザーアカウントだけが、そのフォルダーに対する読み取り/書き込みアクセスをもちます。
フォルダー名を指定してください。
- オプション: アイノード別バイト数を指定します。
inode別バイト数は最大ボリュームサイズと、ボリュームが保存できるファイルとフォルダーの数を決定します。inode別バイト数を増やすと、最大ボリュームサイズが増えますが、ファイルとフォルダーの最大数は減ります。
- 保存領域を割り当てます。
保存領域は、NAS上にボリュームのデータのローカルコピーを保存するために使われる領域です。
- ストレージプールを選択します。
- 保存領域の容量を指定します。
制限
量
注記
最小保存領域容量
1.25x ボリュームの容量
メタデータを保存するために追加領域が必要です。
最大保存領域容量
2x ボリュームの容量
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- [次へ]をクリックします。
- サマリをレビューし、[完了]をクリックします。
VJBOD Cloud ボリュームは、[VJBOD Cloud] > [概要]の[クラウドストレージ]テーブルに現れます。