安全にディスクを消去する
安全消去はディスク上の全データを永続的に削除し、データが復旧できないようにします。SSD 上で安全消去を使用すると、ディスクの性能が元の出荷時状態に戻ります。このタスクは管理者のみが行えます。
重要:
安全消去の実行中にはディスクの取り外しや NAS の電源断を行わないでください。
- [ストレージ&スナップショット] > [ストレージ] > [ディスク/VJBOD]に進みます。
- 空きディスクを選択します。
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[アクション]をクリックし、[安全消去]を選択します。
安全消去ウィンドウが開きます。
- オプション: 消去する追加ディスクを選択します。
- [次へ]をクリックします。
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消去モードを選択します。
モード
説明
完全
QTS はディスク上の全ブロックに 0 または 1 を上書きします。このモードはもっとも安全ですが、終了までに時間がかかります。
次の消去設定を設定するには、[カスタマイズ]を選択します。
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ラウンドの数:QTS はディスク上の全ブロックに指定回数上書きします。
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上書きをする内容:全ブロックに 0、1、または 0 と 1 のランダムな混合を上書きします。
SSD
QTS はソリッドステートドライブ (SSD) 安全消去 ATA コマンドを発行します。次に SSD ファームウェアが全データを消去し、ディスクをその元々の工場設定性能に戻します。
重要:この機能は特定の SSD モデルでのみご利用いただけます。
簡易
QTS はディスク上のパーティションおよび RAID 設定データに 0 を上書きします。このモードはもっとも早く終わりますが、他のモードより安全性は下がります。
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- [次へ]をクリックします。
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パスワードを入力します。
注:
管理者としてログインしている必要があります。
- [適用]をクリックします。
QTS がディスクの消去を開始します。バックグラウンドタスクで進行状況を見ることができます。