SSD キャッシュの作成
- [ストレージ&スナップショット] > [ストレージ] > [キャッシュ加速]に進みます。
をクリックします。
[SSD キャッシュの作成]ウィンドウが開きます。
- [次へ]をクリックします。
- 1 つあるいは複数のSSDを選択します。警告:
選択したディスクの全データが削除されます。
- キャッシュタイプを選択します。
キャッシュタイプ
説明
読み取り専用
データがLUNまたはボリュームから読み込まれる場合、QTSはその後の読み取り要求を速めるためにSSDキャッシュにデータをコピーします。
書き込み専用
QTSは入力データをSSDキャッシュに書き込んだ後、そのデータを普通のディスクにフラッシュします。新しいデータへの読み取りアクセスはそれがキャッシュ内にあれば加速化されます。
読み取り/書き込み
QTSは、読み取りと書き込み両方のキャッシュのためにSSDキャッシュを使用し、読み取りと書き込みの両方の速度を加速させます。
- RAID タイプを選択します。警告:
キャッシュタイプが[書き込み専用]または[読み書き]の場合にディスク障害保護のない RAID タイプ (シングル、JBOD、RAID 0) を選択すると、データが損失する場合もあります。
ヒント:RAID 10は、最良の書き込みキャッシュ性能を発揮します。
- [次へ]をクリックします。
- オプション: SSD オーバー プロビジョニングを設定します。
オーバープロビジョニングは RAID グループ内の各ディスク上の SSD ストレージ領域の一定割合を確保し、書き込み性能を改善し、ディスクの寿命を延ばします。QTSが RAID グループを作成した後、オーバープロビジョニングに確保された領域の量を減らすことができます。
ヒント:ご利用の SSD に対するオーバープロビジョニング量の最適値を決めるには、App Center から SSD プロファイリングツールをダウンロードして実行してください。
詳細は、SSD プロファイリングツールをご覧ください。
- キャッシュモードを選択します。
キャッシュモード
説明
推奨の使用例
ランダム I/O
SSDキャッシュには小さなデータブロックだけが追加されます。大きなブロックは通常のストレージから直接アクセスされます。
仮想化、データベース
すべての I/O
SSDキャッシュには大小両方のデータブロックが追加されます。シーケンシャルおよびランダム両方のI/O要求が加速化されます。
ビデオストリーミング、大きなファイルへのアクセス動作
ヒント:HDD と SSD の比率が 3:1 かそれ以上で、HDD グループが RAID タイプとして RAID 0、5、6 または 10 の場合、HDD RAID グループは SSD RAID グループよりもシーケンシャル I/O 性能は高くなります。ただし、ランダム I/O に対しては SSD が常に速くなります。NAS が SSD キャッシュの 3 倍以上のディスクをもつ RAID 0、5、6 または 10 の RAID グループを含んでいる場合、[ランダム I/O]を選択してください。
- オプション: 次の詳細設定をします。
設定
説明
バイパスブロックサイズ
この値は、SSD キャッシュに保存されるデータブロックの最大サイズを決定します。大きなサイズを選ぶと、キャッシュのヒット率が上がりますが、より多くのキャッシュ領域を使用するようになります。既定の値は 1 MB です。
キャッシュ交換ポリシー
SSDキャッシュからのデータ削除がどのように行われるかを指定します。以下のオプションの1つを選択してください。
LRU (Least Recently Used/最も長い間使用されていない):キャッシュ性能は最良ですが、CPU リソースをより多く消費します。これは既定のオプションです。
FIFO (First in first out /先入れ先出し):LRUよりCPU使用率は低くなりますが、キャッシュ性能は悪化します。
- [次へ]をクリックします。
- どのボリュームとLUNがSSDキャッシュを使用できるかを選択します。重要:
データの安全を確保するため、外部ストレージデバイス上に作成されたボリュームとLUNは、キャッシュタイプが読み取り/書き込みのSSDキャッシュを使用することはできません。
- [次へ]をクリックします。
- [作成]をクリックします。
確認のメッセージが表示されます。
- [了解]を選択してから[OK]をクリックします。