共有フォルダーを作成する
- File Stationを開きます。
- メニューバーで、 をクリックします。
-
[共有フォルダー]を選択します。
[共有フォルダーの作成]ウィンドウが開きます。
-
フォルダーの設定を構成します。
フィールド
説明
フォルダー名
1~64 文字を含み、次の状態でないフォルダー名を指定します。
スペースで開始または終了
連続した複数のスペースを含む
次の文字を含む:" + = / \ : | * ? < > ; [ ] % ` '.
コメント(オプション)
1~128 の ASCII 文字を含むコメントを入力します。
ディスクボリューム
共有フォルダーを作成するボリュームを指定してください。
Qtier 自動階層
このオプションを選択して、このフォルダーの自動階層化を有効化します。
注:この機能を利用するには、ストレージプールでQtierを有効化する必要があります。
パス
自動的にパスを指定する:指定した共有フォルダー名を使用して、選択したボリューム上に新しいフォルダーを作成します。
手動でパスを入力する:root フォルダーとして既存のフォルダーを選択します。
- オプション: フォルダー暗号化を有効にします。
-
[フォルダー暗号化]の下の[暗号化]をクリックします。
フォルダー暗号化は、ドライブが物理的に盗まれた場合に不正なデータアクセスからコンテンツを保護します。
- 次の情報を指定してください。
フィールド/オプション
説明
パスワードの入力
次の文字を含まない 8~32 文字でパスワードを指定します:" $ : = \
このフィールドはマルチバイト文字をサポートしません。
パスワードの再入力
パスワードは以前に指定したパスワードと一致する必要があります。
暗号化キーの保存
有効化した場合、QTSはNASの再起動後に共有フォルダーを自動的にアンロックします。
無効かされている場合、管理者は NAS の再起動後にフォルダーをアンロックする必要があります。
詳細は、共有フォルダーのロックを解除するをご覧ください。
警告:暗号化キーをNASに保存することは、不正な人物がそのNASに物理的にアクセスできた場合に不正なデータアクセスが行われてしまう結果となります。
暗号化パスワードを忘れてしまった場合、データには一切アクセスできなくなります。
-
[フォルダー暗号化]の下の[暗号化]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
- オプション: ユーザーのアクセス権限を指定します。
詳細は、共有フォルダーの権限をご覧ください。
- [次へ]をクリックします。
- オプション:
プロパティを設定します。
オプション
説明
ゲストアクセス権
NAS アカウントのないユーザーに割り当てられた権限レベルを選択します。
ネットワークドライブの非表示
このオプションを選択すると Windows ネットワーク内のフォルダーを非表示にします。具体的なパスをご存知のユーザーはそれでもフォルダーにアクセスできます。
ファイルのロック (oplocks)
Opportunistic lock(Oplocks)は、性能を向上させるためのキャッシングとアクセス制御を促進する Windows ファイルロッキング機構です。この機能は既定で有効になっており、複数のユーザーが同時に同じファイルにアクセスするネットワーク内でのみ無効にします。
SMB 暗号化
このオプションはSMB3が有効化された時にのみ利用できます。このオプションを選択すると、SMB3プロトコルでのあらゆるMicrosoftネットワーク通信を暗号化します。
Windows の [以前のバージョン]機能を有効にする
これが有効化されていると、Windowsの以前のバージョンの機能が共有フォルダーと共に使えます。
ネットワークごみ箱を有効にする
このオプションを選択すると、この共有フォルダー用にごみ箱を作成します。
現在のところ、ごみ箱へのアクセスを管理者にのみ制限
このオプションを選択すると、管理者でないユーザーがごみ箱内のファイルを復元させたり削除することができなくなります。
注:このオプションは、[ネットワークごみ箱を有効にする]が選択された場合のみ利用できます。
この共有フォルダーで同期を有効にする
このオプションを選択すると、この共有フォルダーが Qsyncで使用できるようになります。このオプションは、Qsync CentralがNASにインストールされている場合にのみ使用できます。
アクセスベースの共有列挙を有効にする (ABSE)
これが有効化されていると、ユーザーにはマウントとアクセスの権限がある共有フォルダーだけが見えます。ゲストアカウントのユーザーは、共有フォルダーを見るためにユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
アクセスベースの列挙を有効にする (ABE)
有効にすると、アクセス権のあるファイルとフォルダーのみが表示されます。
Time Machine バックアップフォルダー (macOS) として、このフォルダーを設定する
これが有効化されていると、共有フォルダーは macOS の Time Machine の宛先フォルダーになります。
重要:新しいTime Machineバックアップを開始するときにフォルダーの容量が不足していると、QTSにより自動的に、容量を解放するためにフォルダー内のTime Machineバックアップが削除されます。
[Time Machine バックアップフォルダー (macOS) として、このフォルダーを設定する]が選択されている場合は、Time Machineバックアップが自動的にごみ箱をいっぱいにしてしまわないようにするためにも、[ネットワークごみ箱を有効にする]を無効化する必要があります。
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[終了]をクリックします。
ヒント:
[サイズ]、[フォルダー]、および[ファイル]の下にマウスをポイントすると、フォルダーのサイズ、フォルダーの数、ファイルの数、最終更新時間が表示されます。