Qtier は SSD キャッシュとして同時に使用できます。
NAS を HDD と SSD の混在で構成する場合には主な構成オプションが 3 つあります。
設定 |
SSD 使用率 |
HDD 使用率 |
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Qtier ストレージプール |
Qtier ストレージプール (HDD を組み合わせ) |
Qtier ストレージプール (SSD を組み合わせ) |
SSD キャッシュ |
SSD キャッシュ |
HDD のみのストレージプール |
すべて SSD のストレージプール |
SSD のみのストレージプール |
HDD のみのストレージプール |
Qtier ストレージプール |
SSD キャッシュ |
すべて SSD のストレージプール |
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総ファイルストレージ領域 |
大容量 (SSD + HDD) |
中容量 (HDD のみ) |
低容量 (SSD のみ) |
最大 SSD 容量 |
制限なし |
インストール済みメモリに応じて最大 4 TB |
制限なし |
SSD 拡張 |
必要に応じて拡張 |
利用できるメモリにより制限される |
必要に応じて拡張 |
該当ストレージ |
プール内のシックボリューム、シンボリューム、ブロックベースの LUN |
NAS 上の全ボリュームと LUN |
SSD 上に作られたボリュームと LUN |
データ移行 |
スケジュールまたは NAS の負荷が低い時 |
自動 |
移行不要 |
データ移行方法 |
QTS は入力データを SSD 階層に書き込み、アクセス頻度に応じてデータを異なる階層に移動します。 |
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移行不要 |
推奨の使用例 |
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アプリケーションは一定の非常に大きなランダム読み書きアクセスを費用とする |
使用例 |
ファイルサーバー、Web サーバー、メールサーバー、基本的なデータベースサービス (Qtier IO 重視) |
動画編集、仮想化 |
ビジネスクリティカルなデータベースまたはその他のアプリケーション |